北海道へ移住を済ませ、様々な観光地へドライブをしながら、ふと考えました。
やみくもに車を走らせても達成感がない。
北海道は自然が多くて良いが、似たような景観が多くて飽きてしまう。
仕事が忙しくなりつつあるため、自分で細かな計画を立てることが難しい。
贅沢な悩みだと思いつつ、地元の新聞を見ると気になる記事を発見しました。
「道の駅」とは?
皆さんは「道の駅(みちのえき)」をご存知でしょうか。
車を運転している人なら知らない人はいないでしょう。
ウィキペディアより抜粋しましたところ、「道の駅」とは、日本の各地方自治体と道路管理者が連携して設置し、国土交通省により登録された、商業施設や休憩・宿泊施設、地域振興施設等が一体となった道路施設とのことでした。
1991年に実験的に始まり、1993年に正式登録、2020年3月13日付時点の全国登録数は、1,173箇所あるそうです。
その土地ながらの食品や特産品が多数あり、観光品を凝縮したような施設で、私も車で観光や地方出張へ向かう際には、トイレ休憩を兼ねて毎度立ち寄りました。
東京に住んでいた頃、車を買った当時、道の駅を全て回ろうと考えたこともありましたが、サラリーマンを続けながら1,000以上も回るのは無理です。
北海道の「道の駅」の数は?
全国にたくさんあるのは分かりましたが、北海道にはいくつあるのでしょうか。
北海道の道の駅総合サイト 北の道の駅によると、
登録年度順番では、127箇所(2020年3月13日時点)があるようです。
全都道府県のうち約10%も北海道にあります!
しかし、これだけの数なら、広い陸続きの北海道内を全て回れると考えました。
北海道「道の駅」スタンプラリー2020
私のような考えをする人がたくさんいるようで、北海道には「道の駅」スタンプラリーという企画がありました。
専用のスタンプブックを購入し、毎年1年間の決められた期間に、各「道の駅」にあるスタンプを押印し、規定の駅数を制覇することで商品の抽選を受けられるという制度です。
例年の期間は、4月下旬〜3月下旬までのようですが、今年はコロナウイルスの影響により、道の駅が開いていないところもあったようで、期間がずれ込んでいます。
北海道「道の駅」スタンプラリー2020の期間は、
2020年6月19日(金)〜2021年5月23日(日)
までです。お間違えのないように!
目標と目的
北海道の「道の駅」全制覇を目標にしますが、抽選の商品目当てではありません。
北海道という都道府県の一つの中で、100箇所以上ある「道の駅」を全て自分の目で見て、体験することで、同じ北海道内でも特徴の違いを感じ取り、魅力を伝えることを目的としております。
ちなみに、全駅完全制覇の認定書申し込み期間は、
2020年6月19日(金)〜2022年5月23日(日)
までになります。
約2年ありますので、サラリーマンの私にも完遂できるような気がします。
北海道のエリア分類
北海道は、めちゃめちゃ広いです。
東西 約500km
南北 約400km
北海道の道の駅には、作られた時期から登録番号が設定されていますが、順番に回ることはほぼ不可能です。
エリアごとに回った箇所から順次更新していきたいと考えておりますので、スタンプラリーブックの画像を元に、下記の6つのエリアに分類し、わかりやすいように記事を作成します。
1 道南エリア
2 道央エリア(※)
3 道北エリア
4 十勝エリア
5 オホーツクエリア
6 釧路・根室エリア
※スタンプラリーブックでは、道央エリアの数が多すぎるため更に3つに分かれています。
1日=1道の駅 ではもったいない?
道の駅ごとにクオリティの差があるため、1日中遊べるところもあれば、トイレと自販機で終わりのような場所もあります。
例えば、北海道ドライブで目的地がある場合、出発地から目的地までのルートの合間に道の駅を経由してルートを作成するのも面白いでしょう。
私の場合は、出発地から一番遠い道の駅を設定し、進んだ道路を折り返さないようなルートを考え、組み立てることを楽しんでおります。
ルート作成にはグーグルマップが便利
私の車にはカーナビがありません。
正確には、後付けしたものがありましたが、邪魔で外しました。
なぜなら、地図を更新出来ないからです。
5年ほど前より、スマートフォンのGPSと合わせて「Google Map(グーグルマップ)」を使用しておりますが、地図が常に最新で、新しいお店や高速道路などの情報が速いです。
これが無料で使えるなんてグーグルさまさまです。
本当にありがとうございます!
グーグルマップの欠点
カーナビからグーグルマップに切り替えて気が付いた欠点が2つあります。
一般道路のルート内容
これは有名な話ですね。
有料道路と一般道路の切り替えはスムーズなのですが、一般道路のみを設定すると、渋滞情報を勝手に判断し、2台すれ違えないような道路や、田んぼ道、ひどいときには私道や駐車場を走らされる場合もありました。
・事前に大まかな走行ルートをあらかじめイメージしておく。
カーナビばかりに頼らず、アナログですが地図を見て走れることも大事です。
・細かな右左折の指示があれば全無視、大きい道路のみを走る。
無視し続けても向かう方向が合っていれば、カーナビは修正してくれます。
時間が曖昧
こちらの画像をご覧ください。
私が実際に走行した一般国道のスクリーンショットです。
無料高速道路ではありません。
制限速度50kmから60kmの一般国道です。
小学校算数の問題です。
約34kmの距離を約32分で到着するには?
正解は・・・平均時速63.75kmで走行する。
これは道路交通法違反です。
速度超過の違反1点の加点と罰金9,000円です。
1分単位で正確に、とは言いませんが、せめて道路交通法に沿った時間設定を表示してほしいです。
予定より遅れるよりも、早く到着できるほうが嬉しいですよね?
北海道の道路交通事情
北海道の市街地を除くほとんどの一般道路は、対面通行の道路で速度制限の標識がなく、センターラインが白の破線です。
対向車線にはみ出して追い越しが可能です。
私が外の景色を眺めながら速度制限ギリギリの60km/hで走行していると、ビュンビュン追い抜かしていく車がたくさんいます。
軽トラックのおじいさんもあっという間に見えなくなります。
道民は、案外せっかちです。
また9割以上は、車は楽しむためではなく、移動の手段として仕方なく運転している人ばかりです。
彼らは捕まることがないところを熟知し、限界まで速度を出して移動しています。
こんなことが起きないよう、後ろから地元ナンバーの車が迫ってきたら、カーブの直前後ではなく見通しの良い直線道路で、左ウインカーやハザードを点けながらゆっくり減速しましょう。
あとは勝手に追い越してくれます。
さっさと譲って余計なトラブルを回避するのがスマートな選択です。
終わりに
北海道に住んでいる方がこのブログをご覧いただけましたら、道の駅だけでなく、それぞれの地域特産やおすすめの食べ物などコメントやメッセージをいただけると嬉しいです!
今回は出発前の準備や、北海道の道路事情等をご紹介しました。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
管理人:ゆう